涼宮ハルヒの憤慨

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

今回は大きな変動もなく、「日常的な」作品であった。
いつもどおりのドタバタやハチャメチャな部分はないものの、ちょうどSOS団結成から一年の月日が流れようとしている時間軸を考えると、こういうのもいいのではないかも思ってしまう。

「編集長☆一直線」はSOS団の変化を如実に感じられた。
様々な出来事を経ながら、少しずつ変わっていく4人。皆が目には見えないところで深く結びつき、信頼しあっている。長門有希のショート・ショートしかり、わざとハルヒに対してオチを隠すキョンの行動しかり。

さて、次巻ではどのように物語が展開していくのであろうか。