いくつか読了。

とりあえず三冊読了。

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

小難しく、押し付けがましいと想像していたが、いい意味で裏切られ面白く感じた。筆者自身の主義主張を押し付ける部分はあるが、それがしつこくなく、自分自身でそれぞれの事象に関して考えることを促しているような印象を受けた。
日本という国に生きることを再考し、国に誇りを持つことのできる一冊。

あと、補足するならば、自分が「本」に対してどういう姿勢で呼んでいるかによって、かなり印象が変わってくるのではないだろうか。

人は見た目が9割 (新潮新書)

人は見た目が9割 (新潮新書)

率直にいうと期待はずれ。
このような分野を新書で扱う以上、浅く広く、という部分はしょうがないが、読者へボールを投げ、読者自身に考えさせるという部分を欠いていた。また、途中ぐらいから漫画など用いた「見た目」から、心理的側面の話にシフトし、「人は見た目が9割」とのタイトルに対し、何の結論も出していない。(出しているようには見えない)
売れてはいるが、中身は「?」という感じ。
模倣犯1 (新潮文庫)

模倣犯1 (新潮文庫)

序盤戦終了。
複雑な人間関係を頭の中で理解しながら進めている。
なかなか面白く、今後の展開にも期待が出来そうである。